① 起きやすいこと:範囲は少しずつ広がり、合図は流される
約束が破られる場面には、いくつかの型があります。お酒が入って「ここまでならいいでしょう」と範囲が少しずつ広がる。止める合図を出したのに、冗談として流される。撮らない約束だった写真や動画を撮られる。避妊の約束が守られない。断ったあとに、場の空気を壊したと責められる。
いやだと感じたのに、体が固まって声が出ないことがあります。声が出せなかった、はっきり断れなかったというのは、同意したということにはなりません。法務省も、同意しない意思を形づくり、表し、貫くことが難しい状態でされた行為を処罰の対象としています。夫婦・パートナーの間でも、これは変わりません。約束を破ったのが自分のパートナーだった場合も同じです。
② その場でできること:離れる・残す・知らせる
- 離れる:「やめて」と言い、部屋や場所を出ます。出入口の位置は、会った時点で確かめておくと動きやすくなります。
- 安全を確保する:危険が迫っているなら110番です。出られないときは、パートナーや同行者に合図します。
- 残す:日時、場所、相手の名前(名乗っていたもの)、やり取りの画面を、消さずに保存します。着ていた物も、洗わずにとっておきます。
- 撮られていたら:その場で消去を求め、できれば目の前でスマホの画面を確認させます。ただし、完全に確かめることはできません。身元が心配なときに、ネット上に出たときの相談先を載せています。
- 体のこと:妊娠や感染の可能性があるときは、できるだけ早く産婦人科などで相談します。時間が関わる処置があります。
③ 次に話すこと:相談先と、2人の受け止め方
相談できる窓口
性犯罪・性暴力の被害の相談は、全国共通の「#8891」(携帯電話などから)で、最寄りのワンストップ支援センターにつながります。通話料は無料です。受付時間はセンターごとに違い、24時間のところもあります。警察への相談は「#9110」、緊急のときは「110」です。犯罪かどうか分からなくても相談できます。
2人で話すときの鍵は、被害を受けた側を責めないことです。「なぜ断らなかったの」「なぜ一緒に行ったの」は、傷をさらに深くします。まず「話してくれてありがとう」と受け止め、その人が安心できる場所を先に確保します。被害にあったのが自分でないパートナーなら、本人が決めること(警察に行く・行かない、受診する・しない)を、本人の意思で進めます。
相手の夫婦への連絡は、自分たちから行わないほうが安全です。連絡が来ても返信せず、ブロックの前に画面を保存します。
④ やめるという選択
約束を破った相手とは、二度と会わないでかまいません。説明も、謝罪の受け入れも、不要です。スワッピングを続けるかどうかを、今は考えなくて構いません。気持ちが落ち着くまで、すべて保留にします。
よくある質問
その場で「やめて」と言えなかったのですが、相談してもいいですか?
できます。声が出せなかったことは、同意したことにはなりません。#8891 に電話すると、最寄りのワンストップ支援センターにつながります。
夫婦や恋人の間でも、同意のない行為は罪になりますか?
法務省は、配偶者間でも成立することを、条文上で確認的に明確にしたと説明しています。婚姻関係の有無で、同意の必要が変わることはありません。
あわせて読む
出典・相談先
このページについて
このページは、swapping.tokyo編集部が、「約束の範囲を超えられた」ときの対処をまとめたものです。体験談ではなく、一般的な注意と手順です。相手探しや会場の紹介はしていません。当サイトの運営者は風俗店の運営に関わっています。